今回2台目のPCとしてGeForceが搭載されたCore i7のPC
(Lm-iS600X)を購入しましたが、現在のメインPC(1台目)はCore2 Quad(Q9650)を搭載した別のPC(
(HP v7880)でこれには ATI Radeon HD 4350がディスプレイカードとして搭載されています。
2台目のPCが4画面化できたので、このPCにも同じGeForce 210のカード
(ELSA GLADIAC 210 LP x1)を追加するとどうなるか、実験してみました。
ちなみにこちらのPCは開発用に Windows XP, Windows Vista, Windows 7(64bit)の3つのOSがインストールしてあるので、それぞれのOSでどのようになるかの実験ができます。
☆Windows 7
GeForce 210を追加後、再起動するとデバイスマネージャーには新しいディスプレイアダプターが認識されています。
Windows Updateを実行すると GeForce 210の項目が現れており、Windows Updateを実行しました。
Windows Updateを実行後再起動すると、デバイスマネージャーにはNVIDIA GeForce 210が正しく認識されています。
「画面の解像度」を実行すると、2つディスプレイが増えています。
増えたディスプレイで「デスクトップをこのディスプレイに拡張する」を選択すると、問題なく4つの画面が使えるようになりました。
☆Windows Vista
GeForce 210を追加後、再起動するとデバイスマネージャーには新しいディスプレイアダプターが認識されています。
Windows Updateを実行すると GeForce 210のドライバを更新するメッセージが表示され、その後再起動するとデバイスマネージャーにNVIDIA GeForce 210が認識されています。
ただしビックリマークがついていてドライバの起動には失敗してしまったようです。
☆Windows XP
GeForce 210を追加後、再起動してログインすると画面が真っ黒のままになってしまいました。ディスクのアクセスは頻繁にしているようなので、ドライバーのインストールに時間がかかっているのかと思っていたのですが、黒い画面のまま変化しません。
XPも共存はだめなのかとディスクアクセスが静かになるまで放置後、再起動しようかとCtrl+Alt+Delを押すと、画面切り替えの画面がでてきました。
Windowsのデスクトップ画面に戻れたので、デバイスマネージャー画面を開くと新しいディスプレイアダプターが認識されています。
そこでWindows Updateを実行すると GeForce 210のドライバの更新が選択できたので、Windows Updateを実行後再起動すると、デバイスマネージャーにはNVIDIA GeForce 210が認識されています。
そして問題なく4画面をアクティブにすることができました。
今回の実験では Windows 7とWindows XPではRADEONとGeForceの共存動作は可能だが、Windows Vistaでは不可能ということになります。
ただしWindows VistaではカードをさしたままRADEON側の2画面での作業はできるので、使えないこともありません。ただ正しく動作していないドライバがあるというのは気持ち悪いので、Windows Vistaのことを考えれば2枚ざしの場合RadeonだけあるいはGeForceだけにすべきだということのようです。