もともと2台のデスクトップPCで、2×2で合計4つのモニターに出力をしているのですが、一つのPCからもう一画面同時表示したいと思うことが時々あります。
今回購入したPC(LmiS600X)はPCI Express x16のスロットは一つしかなく、すでにそこにはグラフィックスボード(GeForce 220)がささっています。残りはPCI Express x1のスロット二つに、PCIスロット一つだけです。
そこで PCI Express x1に対応したグラフィッスボードを検索してみました。
「PCI Express x1, VGA」といったキーワードで検索すると、あまり選択肢がなさそうな結果となりました。以前Windowsで複数のグラフィックスボードを使う際は、同じメーカーのグラフィックスボードでないといけないというような記事を読んだような記憶があり、また同世代のチップでないとトラブりそうな予感がしたので、GeForce 2XXで PCI Express x1のボードをさらに探したところ
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ELSA GLADIAC 210 LP x1 (GD210-512ERLP1)
が見つかりました。
GeForce 210を搭載した PCI Express x1のロープロファイルボードでデュアルDVI出力(アナログも可)に対応しており、さらにDisplayPortまでついています。GeForce 210なら消費電力も少ないだろうということで、さっそく注文してみました。
ちなみに楽天市場では
ELSA GLADIAC 210 LP x1(12,800円・送料込)
が今一番安いようです。
さすがに ELSAの製品だけあって、次の写真ようなパッケージに入った商品が届きました。
基板もシンプルな構成で、次の写真のような表・裏となっており、ブラケットを自分でロープロファイル対応につけかえます。
専用コネクタからDVIをふたまたに変換するケーブルと、DVI-DSUB変換コネクタが同梱されています。
さっそくPCのあいている PCI Express x1のスロットに差し込みます。
PCを起動しなおして、デバイスマネージャー画面を見ると、ちゃんと2枚目のカードを認識しています。
画面の解像度設定画面を開くと2個画面が増えています。
切断されているディスプレイで「デスクトップをこのディスプレイに拡張する」を選択すると
無事4画面に出力できるようになりました。
ためしに4つのモニターに渡って IEを開くと次のような写真になります。